ABOUT BRAND

ファーバーカステル伯爵コレクションは、現存する世界最古の筆記具メーカー、ドイツのファーバーカステルによる至高の筆記具コレクションです。

 1761年の創業より260年に渡り9世代に脈々と引き継がれたファミリートラディションをファーバーカステル伯爵家の家紋に刻み、一本一本こだわりぬいた厳選素材を用いて丁寧に生産された最高級の筆記具や革小物、デスクアクセサリーをお届けしています。

   

【誕生】

 ファーバーカステル伯爵コレクションがブランドとして誕生したのは、1993年で8代目当主、アントン・ヴォルフガング・ファーバーカステル伯爵によって作られました。その始まりはユニークで、一般的なプレミアム筆記具ブランドが万年筆をそのラインナップの始まりに据えるのに対し、ブランドのルーツ、ファーバーカステルが世界に誇る鉛筆をきっかけにブランドを発展させていきました。

 

  

 

【至高の鉛筆】

 ファーバーカステル伯爵コレクションのアイコン的アイテムはパーフェクトペンシルといえるでしょう。誰しも子供のころから馴染みのある鉛筆を大人の、そして「鉛筆のようなシンプルなものでも進化できる」というブランドのプライドをかけて開発したその製品は、19世紀に貴族や一部の富豪だけが手にすることができたシルバーのパーツが付いたアクセサリーとしての鉛筆からヒントを得て現代風に作られました。「書く」「消す」「削る」そして「携帯する」という4つの機能が一つになった正にパーフェクトな鉛筆なのです。

 

 

【素材へのこだわり】

 鉛筆メーカーとしての責任として、ファーバーカステルは30年以上も前から自社による植林事業を行っています。ブラジルにある10,000ヘクタール(東京都港区に近い面積)の植林地より年間約86%の製品に必要な木材を調達しています。残りの木材、特にファーバーカステル伯爵コレクションに使用する希少性の高い木材については、主に楽器や家具などの加工で生まれた端材を使用しています。バイオリンの弓に使われる南米原産のペルナンブコ、クラリネットに使われるアフリカ原産のグラナディラ、ピアノの黒鍵に使われるエボニー(黒檀)などがそうで、クラシックコレクションの万年筆やボールペンとして生まれ変わっています。